自閉症と診断されてから
自分は、幼少期の頃に自閉症と診断されました。
担当の医者から「自閉症」と言われたことは、今でもはっきりと覚えていますが、それ以外のことについてはまだ幼かったこともあり、あまり覚えていません。
幼稚園以降からは、障害を持たない一般の人と一緒に過ごしましたが、そこから自閉症の持つ悪い特性が出てきました。
こだわりが強く、いくつもの自分ルールを作り、それを他人に押し付けることをしていたり、相手に配慮することなく、一方的なコミュニケーションをとり続けたことで、周りから避けられるようになり、孤立していきました。
時には陰口を言われることもあり、それが原因で自分の殻に閉じこもって、他の人と交流することを避けるようになりました。
「他の人とコミュニケーションをとることでこんなにも苦しい思いをするぐらいなら、もう誰とも関わらない方が良いに決まってる。どうせ自閉症のせいで何をやっても上手くいかないし……」
と自暴自棄になっていたこともありました。
スピリチュアリズムとの出会いによって癒された
自閉症によって追い詰められ、誰も信用できなくなってからは、スピリチュアルなことに関心を持ち始めるようになりました。
自閉症のせいですさんでしまった心を癒したい、そんな一心でネットを調べ続け、やがてスピリチュアリズム普及会のホームページへとたどり着きました。
ホームページを最初に読んだ時、「この情報量の多さは一体なんだ!?」と驚きました。
「もっとこのホームページに書かれていることを知りたい!」と思い、のめりこむように読み進めました。
そして、一通り読み終わった後、そのホームページで紹介されていた『シルバーバーチの霊訓』を読み始めましたが、途中から感動のあまり涙が止まらなくなりました。
自閉症の影響で悩み、苦しみ続けてきましたが、そんな自分を「これまで大変だったね。よく頑張ったよ」と温かく受け入れてくれるような、これまでに体験したことのない不思議な感覚を味わいました。
『シルバーバーチの霊訓』を一通り読み終えたことで、自身のすさんだ心は癒されました。
それから、心の奥底から「自分自身を変えていきたい!」という不思議な想いが湧いてきたので、まずは自分を“霊的新生”させるところから始めました。
自閉症と向き合うことを決意
霊的新生するために「霊主肉従の努力」を継続する中で、自分の価値観が徐々に変化していきました。
特に、その中でも最も困難な性欲との闘いを経験し、乗り越えたことで、
「どんな困難が起きても、スピリチュアリズムを心の支えにして真摯に問題に向き合い続ければ、きっと乗り越えることができる!」と考えられるようになりました。
また、その闘いの中で、「霊主肉従」と「肉主霊従」の間を何度も行き来することになりましたが、そのおかげで霊主肉従になった時のすばらしさに気付くことができました。
「これまではずっと頭にモヤがかかっているような感じで、まったく自分を制御できなかったけれど、霊主肉従になった時は頭がスッキリして、不思議と自閉症の悪い影響を受けないようになる気がする......」と感じました。
こうした経験から、
「霊主肉従の闘いを続けることができ、性欲との闘いにも打ち勝つことができた今なら、時間はかかるかもしれないけれど、きっと自閉症も乗り越えられるはずだ!」と思い、自閉症に対して向き合うことを決意しました。
自閉症との闘い
まず最初に、自分自身を知ることから始めました。
これまで体験してきたことやそれによって感じたこと、自分の特性などをノートにまとめました。それによって、自身の持つ障害の全容が明らかになり、個々の特性に対してどのように対処すればよいか、考えられるようになりました。
次に、対処法が実際に通用するのかについて、日常生活で検証と改善を繰り返しました。
最初は上手くいかないことの連続でしたが、
「性欲の闘いに打ち勝てたから、きっと自閉症も乗り越えることができる!!」と、自分自身に言い聞かせながら向き合い続けました。
最後に
自閉症と向き合い続けたことで、自閉症のもつ悪い影響をコントロールできるようになりました。
そして、今では普通に他の人とコミュニケーションが取れるようになるレベルまで改善しました。
今、振り返ってみると、ここまで来れたのもスピリチュアリズムと出会い、価値観が一新されたおかげだと思います。
自分の殻に閉じこもり、自閉症と向き合うことを拒んでいた頃から、よくここまで変わったな、としみじみ思います。
この記事を読んでくださっている方の中には、自閉症などの障害に悩んでいる方がいらっしゃるかもしれませんが、そんな方にこそ“スピリチュアリズム”を知って欲しいです。
そして、スピリチュアリズムを人生の指針とし、自分自身と向き合うことで救われて欲しい、と切に願っています。
最後に、『シルバーバーチの霊訓』を紹介します。
『地上人類への最高の福音』p.48
※引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。